きちがい、家を出る

生まれてから、きちがいと呼ばれてきた。


でもそれは褒め言葉だ。


最近世界はふつうにあふれすぎている。

あふれすぎているものが普通になるのかもしれない。


そうおもえば、

キチガイがあふれたらきちがいが普通になる?


ちなみにここでいうキチガイは、

あたらしいことが大好きなひとのことをいう。


けっして法律をおかすとか、そういうことじゃない。


ふつうにあさおきて、

ふつうに歯をみがいて、

ふつうに電車にのって、

ふつうに仕事に行く。


ふつうに上司に怒られて、

ふつうに仕事をこなして、

ふつうに会社のまわりのランチがおいしいなと楽しんで、

ふつうに眠い目をこすりながら仕事を片付けて家にかえる。


そんなふつうな生活のなにがおもしろい?


やりたいこと、やろう。


会社とか、世の中とか、そんなのはもういい。


そうおもって、

リュックに服をつめこんで、

今空港にいます。

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